つい最近、実家の母と妹と「命の宣告」について話をした。
もし、自分の命が残り少ない病気になった時、告知してほしいか・・・
そして残された命の時間を知りたいか・・・・
去年の今頃、旦那と子供達を送り出し、父が食べられそうな物を買って
は片道1時間の父の元へ通ったことを思いだします。
父は末期の肺癌でした。
移転も見られ・・・短くて明日、明後日・・・長くてひと月、と宣告されました。
妹と一緒に父をお風呂に入れてあげた時、ほとんど髪のない父が、実は
二度洗いしてた事を知ってみんな一緒に笑った.「髪がないのにどこを
どう二度洗いすんのーぉ!?」って! 父も笑った。
洗い終わって髪を (って言うか、地肌を・・・) 乾かしてあげてた時
「今のうちに、よー触っとけよ」 と父が言った。
「何、言うてんのよー」て笑いとばした。
・・笑ってたけど・・・だけど、とても悲しかった・・・。
ちょうど去年の今頃は、父もまだ笑って話せていた。 そのときに、もっと
もっと沢山話して、もっともっと本音を言ってあげればよかった・・・。
もうすぐ、父が遠くへ旅立って1年になる。
不思議なことに、、父がまだ生きているような気がすることがあります。
父はバスに乗って、京都駅や四条大宮へ行くのが大好きでした。
そのせいか・・・仕事の材料の買出しに行くとき、その近くを通るとバスの
窓から、いるはずのない父の姿を探してしまいます・・・。
私の手づくりを一番応援してくれてたのは父だったと思う。・・・・だからこれからも
頑張って作り続けようと思う・・・もっともっとがんばらなきゃ!とも思う!!
それは手づくりだけでなく・・・いろんな事に
・・・初めの話にもどりますが、自分の命が残り少ない病気になったら
告知してほしいか・・・?について・・・母は告知されたくないようです。
妹は、悩んでいる風でしたが・・・・告知してほしいんだそうです。
私も、告知してほしいです。
限られた時間にやりたいことをやるために・・・・一日たりとも悩まずに
教えてほしいと思う・・・。
私は、あの強かった父の娘だから、きっと強く受け止めるつもり・・・
今日は、ちょこっと重い話になっちゃいました・・・・
だけど、「命」はとても大切な、かけがえのないものだから・・
大切な家族や大切な誰かのために検診には必ず行って、
お互い健康に気をつけましょうね・・・。